さて、川崎で起きた、大変悲しい、そしてどうして？？と言う事件について、
あくまでも占星術ではどうなっていたかと言う観点から、お話ししていきたいと思います。

通常、こうした事件事故に関して、特に刃物が使われているものに関して、 火星が効いていることが多くなります。

火星は、実は非常に幅広い意味を持つ天体です。

しかしこの配置を見る限り、、、そこまで火星が暴力的な形で表現されると言う事は考えにくいのですね。
アスペクトはキロンと火星の90度のみです。
また配置的にも12ハウスにありますので、表面化すると言うよりは、内側で力を発揮していると言う感じです。

なので、火星が直接的な原因とは考えにくいです。

私がこのチャートを見て特徴的だと思ったのは、以下のポイントです。

・月が魚座により海王星を少し過ぎた所にあること。→人によるのですが妄想に着火する感じがあります。

・冥王星と土星が逆行しくっついていて、さらにドラゴンテイル、第7ハウスにあること
⇒常識を遥かに超えたことが起こってくること。
ドラゴンヘッドやテイルが絡むと、ことが肥大化します。
この場合は上知識をただでさえ逸脱しているのにさらに逸脱すると言うことになります。

・第1ハウス、ASCにほぼぴったりくっつく形でドラゴンヘッド・ジュノーがあること。
⇒ジュノーは人間関係においては、バランスをとり信頼のおける関係を作ろうとする天体です。
ですから良好な人間関係にはとても大事になってくる天体です。

ところが不公平感を感じていると、このジュノーは爆発します。

ぴったりとドラゴンヘッドがくっついていますので、この思いが肥大化すること、
そしてアスペクトは取っていませんが同じサインに火星があること、
この辺が暴力的な表現として表現されてしまったのではないかと思います。

・上記の、土星と冥王星と90度でべスタがヒットしていること。
⇒ベスタは、犠牲と言う意味があります。
これが目立つ第10ハウスにあるんですね。

常識を逸脱した(冥王星、土星の逆行)自分が、何かの犠牲になると言うことで表現されてしまった、と言うことです。

おそらく、上記で書いたようなことは、実際、皆さんの日常でも、とても小さな形で、あるいは心理的な中で起こっている事はあると思います。

が、それが不幸にも、このような形で表現されてしまいました。

何せ加害者がなくなっているので、ニュース等で聞く情報でしかないのですが、加害者側に、何も理由なくと言う事はなかったはずなんです。

そこには何らかの理由があるんです。
衝動的にやったとしても、そこには理由があったはずです。

その理由から目を背けてしまうと、また同じようなことが何らかの形で表現されてしまうと思います。

北欧・・・スウェーデンだったと思うんですが、あちらの社会では、刑務所が日本やアメリカに代表されるような刑務所ではなく、刑務所とは思えないような状態になっているそうです。

どうしてかと言うと、罪を犯した人が悪いと言うふうに考えるのではなく、罪を犯した人を社会が出した、これは社会で解決すべきことだ、
と捉えているからだそうです。

同じく、出所した人の受け入れに関しても、受け入れ方は違うそうです。
（と、書きましたが、あちらにも全く問題がないわけではないそうです）

手厚い社会保障がされている社会ですし、文化も日本とはまるで違いますので、この考え方には、賛否両論あると思います。

が、こうした理不尽な社会的な事件が起こるたびに、
日本もこうした罪を犯した人への視点を変えたほうがいいんではないか、
そのほうが結果的にこういった事件が少なくなるのではないか？
と思ってしまいます。

このような事件に対して、
様々な視点、様々な受け入れ方法や、対応方法を考え、学ぶことが、私たちに出来ることなのではないか？と思います。

令和の時代は、どんどん社会的観念が変わっていく時代です。
この時代の終わりには、こういった事件がなくなってほしいと、願っています。

5/30(木)のホロスコープ！

この日ですが、牡羊座の月です。
この日は、
日常的に社会や組織、常識と言ったものをぶっちぎって、自分がこうしたいと言う意思を通してしまいやすいでしょう。

で、自分がしたいことをすると言う傾向ですね。ご自身の好奇心、体験をしてみたいと言う気持ちをぜひ大切にしてみてくださいね！

引き続き、アイデアや創作物を形にする事はとても安定的にできます。

情報は外側からもそして自分の内側からもやってきます。
インスピレーションも冴えますし、外からそういったものを引き寄せることができるでしょう。

それらを自分の目的ややった方が良いことに活かしていくということを、意識すると良いですね。

ちなみに、最近は心の揺れが非常に激しいと思います。
自分が不安定なんだと思うほどかもしれません。

上記の事件とも関係するとは思うのですが・・・

感情や、心の在り方が不安定だと思うのは普通なんです。
感情や心のあり方なんてそもそも、毎日揺れるものなんです。

そしてその揺れる心は、自分の意思が自分の感情を社会や人間関係をうまくやるために押さえ込んだ可能性が高いのです。

今はそれを少しやめて、自分に寄り添う時間を高めたほうがいいかもしれませんよ？（´▽｀）/

そうやって自分の心や感情に寄り添いながらでも十分、社会や人間関係とうまくやっていくことができます。

というか、むしろこれから、そういう世界に徐々になっていくでしょう。

今はその境目ですので、徐々に変わっていきます。
その変わっていくときには、私たちの観念や概念を思いっきり変えていくような事が起こっていくんですね。
起こった事から学ぶ、と言う風にしたほうがいいのかもしれません。